2008年2月19日火曜日

同時進行的【e-Tax】顛末記 -その9-

【action11】
そろそろ最終段階です。

昨日までのデータを送信できる状態に一括して、認証…要するに電子的な印鑑を押して、送信。

以上が、今日に予定する手続きです。
送信まで終わるということは、即ち目出度くも今日で「おしまい」となる予定です…、でした。

ここで「…でした」としましたのは、最終段階でトラブルが発生し、このリカバリーのためにことのほか、手間取ってしまったのです。
では、詳しく追ってみます。

大きく分けて確定申告書相当と収支計算の各データ(拡張子が .xtx)を1つにしました。
これは、「確定申告書等作成コーナー」から問題なく完了。

手順どおりに保存しました。


【action12】
ところが、その先に進もうと矢印を押すと、エラーが出てしまいます。
「JAVAのエラー」というような意味のこと記されています…いると思います。

インターネット・オプションでセキュリティーのレベルを確認にします。
これは「中」となっており、問題なし。
JAVAのバージョンを確認して、これもOK。
3回のリトライの結果、好転せず。

原因不明のまま、明らかにトラブルです。

ここまで来て、なんということか…。


改めて執った処置をまとめます。

① JAVAをアンインストールして、SUNのサイトから再度のインストール。しかし、好転しません。

② この段で「確定申告書等作成コーナー」から送信することを諦めました。結果、e-Taxソフトから送信することに方針転換しました。

③ e-Taxソフトを立ち上げて、【action11】で作成した統合データ(拡張子.xtx)を取り込んで、選択し、電子署名して、送信する作戦です。

④ ところが、電子署名の段階で再びのトラブル発生です。ICカードを認識しないのです。数回のリトライにも「JAVAのエラー」を表示して、症状は好転しません。

⑤ ここで、ICカードに添付して交付されたCD-ROM(公的個人認証サービス 利用者クライアントソフト)から、WindowsXPに適合するとされたクライアントソフトのバージョンを2から1に下げました。最新バージョンはJAVAをベースにしていると思われますが、古いバージョンはJAVAに拠らない模様との判断によります。

⑥ 該当ソフトのアンインストール、バージョン1をインストールすることを経て、これまでの作業を行うと、電子署名の先に進めそうです。ここに来て「公的個人認証サービス」を受けられることになりました。手順書どおりにドンドン先に進みます。

⑦ 電子証明書により認証した旨の即時通知が返ってきました。その認証済みを確認して、いざ送信です。

⑧ 所定のボタンをクリックして…完了! トラブル続きだったので、多少は緊張しました。終わってみれば呆気なく…、が正直な感想です。

⑨ e-Taxソフトのメッセージボックス機能に、手続名:「所得税申告」として返信が確認され、これで確かに完了したことを確認しました。


さて、最終最後になって見舞われたトラブルは、私のPCの環境に依拠する固有のトラブルと思います。
が、それほどデリケートなのだ…という印象です。

例えて申し上げれば、
書き上げた申告書その他の書類を鞄に詰めて車で税務署に向かったところ、通いなれた道が交通渋滞していて先に進めない。しかも、それを回避して別の道に入ったら、今度はエンジントラブルがあってエンスト。なんとか故障を直して、やっとの思いで税務署までたどり着き…、窓口に提出し…、受付印をもらった…。
要するに、歩いて行った方が早かった。
そんな感じです(笑)


それらのことなど含めて、明日以降にゆっくりと総括してみたいと思います。


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【ご留意ください】
本稿は私個人の顛末を記したもので、実際には様々なケース、バリエーションがあろうかと思います。私の責任と判断に基づいて選択した具体的な手段等が、普遍的になり得ないことは明らかです。あくまでも一つのケースとして参考にして頂くに留めて下さいますよう、お願いします。不明点等については、皆さんそれぞれにおいて適切に解決されますようお願いします。