2008年3月9日日曜日

「謎の会社、世界を変える。エニグモの挑戦」

さて、この3月14日に刊行される「謎の会社、世界を変える。エニグモの挑戦」をご紹介しよう。



タイトル: 「謎の会社、世界を変える。エニグモの挑戦
発刊日: 2008年3月14日(ミシマ社より刊行)
著:須田将啓・田中禎人(株式会社エニグモ共同最高経営責任者)

本書はバイマ、プレスブログ、フィルモ、ローミオ、シェアモという五つのサービスを世に送り出したエニグモの起業物語である。

版元であるミシマ社により記された公式コピーにより内容を紹介すると次のとおりだ。
「バイマ、プレスブログ、フィルモ・・・『世界初』のサービスを連発する最注目ベンチャー・エニグモ、ついに初の著書を刊行!
これからのITビジネスの行方までもが見えてくる、感動と興奮の起業物語」
とある。

小生がインターネットを意識したのがMacを導入し、道具として使いこなせるようになった93~4年頃だった。ホワイトハウスのHPにアクセスした…といった興味関心の範囲のことで、将来性の予感はあったが身近ではなかった。回線環境は一部の研究施設などを除いて無きに等しく、コンテンツにしても米政府機関や大学など一部の先進的な試みに限られていたという記憶だ。
そのインターネットだが、ハードとソフトの総合情報ツールだとすれば、それぞれの要素が一歩一歩、背伸びをしながら…しかし、ある一時期を越えた時点からソフトが加速度的な伸びを見せた。

そのソフトとは、コンテンツであり、そうしたコンテンツを支える様々な仕組みである。
本書は、そうしたコンテンツについて先見性を発揮し、深く関わってきた著者により記された、起業の物語であり、さらに、そう遠くない将来に予見されるインターネットの新たな夜明けについて触れらる。

さて、こうしたブログを使った新刊発売の告知にしても、業界人にしては当然の企画であろうが、初歩的な仕掛けにまんまと乗っかって、こうしてレビューしている小生も、謎の会社とともに世界を変える…、エニグモのサポーターの一人なのである。


<おしまい>