南信州遠山郷 殿町の茶屋にて
ちょっとした遠出の途中に寄り道。
南信州遠山郷は和田の龍淵寺、
そのすぐそばにある「殿町の茶屋」に立ち寄って、饅頭を買い求めました。
以前に立ち寄ったときは、目的の用を済ませた後のこと、
時間が遅かったものですから売り切れて買えなかった…
というより、売り切れると暖簾をさげてしまうから、
入店さえできなかった、人気の饅頭屋さんです。
もともと、遠山郷は今回の目的地ではなかったのですが、
「この時間ならひょっとして…」
と午前中の随分と早い時間に道を外れて行ってみました。
「今度は早すぎて、まだ、やってない?」
そんな不安をよそに…、今日は暖簾が掛かっています。
帰宅してからゆっくりと撮影会。
本当は、出来立てを店の中で食べるのが一番美味い…
そう、教えられていたのですが。
なかなか、そうも行きますまい。
そんな配慮からでしょう、乾かないようにと一手間、手が掛けられています。
今日は「よもぎ」と「そば」の2種類。
一口大ですから、私はパックリと一気に行くのが好きです。
と、まあ、この辺りはお好みで。
ここでは、私が四の五の並べ立てるより、
ご本人が自ら口にされることをオススメするのみです。
TVのグルメ・レポーターでもあるまいし、
書かないに越したことなし…です。
「ご賞味あれ」
とだけしておきます。
------------
さて、ここから先は非売品ですから、ご注意ください(笑い)。
ちょうどのこと、お茶を入れて一休みする時間にぶつかったものですから、
お誘いを受けるままに遠慮もせずにお呼ばれしてしまいました。
茶屋のおばちゃんたちの疲れを癒す甘いものなど、番外でご紹介…。
漉し餡で芋干をからめたもの…という解説。
名前は? の質問に…
おばちゃんたち、顔を見合わせ 「???」
これ、売れますよ、ホント。
摘み立てのホウレン草のお浸し。
調味料無しで頂きました。
甘く優しい香りと柔らかな口あたりは、これまでに口にしたことが無い…。
あのザラザラした食感が、歯や舌先に残りません。
隣の畑の方が、
「採れるだけもってきな…」
と。
のどかです。
これも懐かしい。
大豆を甘辛く炊いてあって、ご飯が欲しくなります。
お茶の時間には持ち寄った漬物が欠かせない?
人気ですから…もう、あと僅か!
と思っていたら
「奥にもっとあるに」
と、さらに勧められました。
饅頭屋さんに入って、
饅頭のことそこそこに非売品の報告とは、なんとも妙な展開ですが、
私にそうさせたことこそが
「殿町の茶屋」
の雰囲気を象徴していると言えます。
-------------
馴染みの客でもないのに、まるでご近所さんを招き入れてくれるかのような…
月並みですが、そんな人の好さ、優しさがとても懐かしかった…
久々の遠山郷でした。
「また来てな…」
その一言がうれしい。
「…また、来ます。」
<おしまい>
南信州遠山郷は和田の龍淵寺、
そのすぐそばにある「殿町の茶屋」に立ち寄って、饅頭を買い求めました。
以前に立ち寄ったときは、目的の用を済ませた後のこと、
時間が遅かったものですから売り切れて買えなかった…
というより、売り切れると暖簾をさげてしまうから、
入店さえできなかった、人気の饅頭屋さんです。
もともと、遠山郷は今回の目的地ではなかったのですが、
「この時間ならひょっとして…」
と午前中の随分と早い時間に道を外れて行ってみました。
「今度は早すぎて、まだ、やってない?」
そんな不安をよそに…、今日は暖簾が掛かっています。
帰宅してからゆっくりと撮影会。
本当は、出来立てを店の中で食べるのが一番美味い…
そう、教えられていたのですが。
なかなか、そうも行きますまい。
そんな配慮からでしょう、乾かないようにと一手間、手が掛けられています。
今日は「よもぎ」と「そば」の2種類。
一口大ですから、私はパックリと一気に行くのが好きです。
と、まあ、この辺りはお好みで。
ここでは、私が四の五の並べ立てるより、
ご本人が自ら口にされることをオススメするのみです。
TVのグルメ・レポーターでもあるまいし、
書かないに越したことなし…です。
「ご賞味あれ」
とだけしておきます。
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さて、ここから先は非売品ですから、ご注意ください(笑い)。
ちょうどのこと、お茶を入れて一休みする時間にぶつかったものですから、
お誘いを受けるままに遠慮もせずにお呼ばれしてしまいました。
茶屋のおばちゃんたちの疲れを癒す甘いものなど、番外でご紹介…。
漉し餡で芋干をからめたもの…という解説。
名前は? の質問に…
おばちゃんたち、顔を見合わせ 「???」
これ、売れますよ、ホント。
摘み立てのホウレン草のお浸し。
調味料無しで頂きました。
甘く優しい香りと柔らかな口あたりは、これまでに口にしたことが無い…。
あのザラザラした食感が、歯や舌先に残りません。
隣の畑の方が、
「採れるだけもってきな…」
と。
のどかです。
これも懐かしい。
大豆を甘辛く炊いてあって、ご飯が欲しくなります。
お茶の時間には持ち寄った漬物が欠かせない?
人気ですから…もう、あと僅か!
と思っていたら
「奥にもっとあるに」
と、さらに勧められました。
饅頭屋さんに入って、
饅頭のことそこそこに非売品の報告とは、なんとも妙な展開ですが、
私にそうさせたことこそが
「殿町の茶屋」
の雰囲気を象徴していると言えます。
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馴染みの客でもないのに、まるでご近所さんを招き入れてくれるかのような…
月並みですが、そんな人の好さ、優しさがとても懐かしかった…
久々の遠山郷でした。
「また来てな…」
その一言がうれしい。
「…また、来ます。」
<おしまい>
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