2008年1月31日木曜日

病気の名前

他人様には言えない、あるいは言うのに勇気が要るようなある種の病気があります。

幸いなことに大した病気じゃあないのに、病名を告げても理解してもらえないような病気もあります。

会う人、会う人に、いちいち症状を伝えるのも億劫になってしまう、一般人にとって訳の分からない病気も…。

医者にならともかく、素人さんを相手に病気のお話をするのって面倒…、健康なときならまだしも。
そうしたシチュエーションって間違いなく、病気のまっ最中だったり、治りかけだったりする場合が多いと思われるだけに、人と会うのに気後れしてしまうことって、多々あるようです。

それであるならば、心配風情のお見舞いも考え物かな?
仮に軽い病気であっても、頼んで面会謝絶にでもしてもらいたいと願う気持ちだって、分かる気がします。

(政治家をはじめとした、いわゆる有名人のゴシップ逃れの行動とは決定的に異なりますから、念のため)

私の場合、ずいぶん前になりますが、点滴明けには早速のこと
「点滴なんて余程のこと…どこが悪いの?」
とか
「電話の声だと、お元気そうじゃあな~い」

にわか医者の面々が心配とも興味半分ともつかない、でも、結構明るい声で話しかけ、質問してくれました。
点滴にもいろいろあって、たまたま目撃されてしまったそのときは、いわゆる疲労回復に効くというニンニク注射のときのことです。
尾篭な話で恐縮ですが、直後の小便がニンニク臭くなる例の点滴です。
たったそれだけのこと。


そういえば、昨年末来の倦怠感もすっかり癒えて、血液検査の結果を聞きに行くのを忘れていました。

あの時は
「絶対に肝臓だねッ。酒ばっかり飲んでるから…」
と、素人ながら確信に近かったのですが。
5日間連続で酒を断って、春ウコン・秋ウコンを混ぜて飲んでたら、ケロッとしちゃって。
逆説的にますます肝臓疲労原因説がクローズアップされる結果となっております。

これで、お医者様のお診たてや如何に。
お楽しみです。

さて、これからは年齢も年齢だから、どなた様から何を聞かれようとも、
「※※かもしれない…ひょっとしたら…」
なんて、神妙にして寂しそうに、そうお答えしておくことににでも致しましょうか。

それって、二の矢、三の矢、次々に繰り出される質問を封じるに最強アイテムでしょうから。

それにしても、こうして病気の名前のことを書いて楽しんでことが幸いです。
ただ、くれぐれも病気なんぞにはなりませんよう注意肝要。

なんてたって、健康第一ですから。


<おしまい>