2008年1月20日日曜日

消費者行政・消費者庁(仮)を見掛け倒しにしないで…

「消費者庁」を創設しましょう…とは、なんともお題目は素晴らしい。

ただ、その実効性について、今ひとつ実態が見えてこない「消費者行政」のこと。

生活者・消費者が今回の福田さんによる施政方針演説の中心に据えられた…
要するに、文脈における主語から判断するに、みんながみんな中心ということか?
まさか、演説における論旨を調えるための、文脈上の中心ではないでしょうね。

聞き取りが間違っていなければ、分け隔てなくアナタもワタシも生活者であり消費者なわけで。
アナタとワタシの、概念的な利害の、最大公約数だか最小公倍数は…、一体どこに。

「生活者・消費者」の一人としては、その必要性(生活者・消費者を大切にする…という理念)について、異論を挟む余地は無いのだが。

その理念について実効性を(十分に)担保する方策は、従来どおりの市民運動などではなく、法制化されるという方針、それには基本的に賛同する。

もちろんのこと、実効性を伴う具体策あってのことだが。


<おしまい>