2008年5月6日火曜日

ソフトバンクが提供するスペシャルサイト「HELLO,WORLD!」

ソフトバンクが提供する通信サービスの世界観を表現スペシャルサイト「HELLO,WORLD!」オープン!というリリースだが、これだけじゃなんのこっちゃだ?

ハローワールドとは、ソフトバンク系の3社…つまり、ソフトバンクモバイル、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコムの通信3社のことで、各社のドメインとする通信サービスへの関わりを、図式化して描いた「曼荼羅絵」のようなもの。

だから、これを観て、理解すれば、ソフトバンクの今とこれからのことが、全~部わかってしまう…か、どうかは、ワタシの理解力と、想像t力にかかっているのだけれど。

でも、そう主張するソフトバンク・グループの考えを表そうという努力あってのこと、とは痛いほどよくわかるわけであって…。早速、拝見した。



ワタシが最も印象的だったのは、「COMMUNICATION」や「UBIQUITOUS」、「ENTERTAINMENT」などのスペルをスクラップ&ビルドする人たち。

そもそも、確定的に明確な定義がありそうで、しかし、そうでもない、ある意味で曖昧な概念を、壊し再構築する…。

つまり、世の中との関わりによって、如何様にでも変化する可能性を秘めた言葉の定義と実態について、改めて問い直しているように思う。

じゃあ、さも物知り顔をしていのある会社のお偉いさんに「ユビキタスって何?」って問い質して、何人が全うな返事ができるかな?

ワタシの知っている会社の社是に「ユビキタス社会に貢献する」ってあったので、その社長をつかまえて

「具体的に説明して欲しい」

って言ったら、言葉に詰まって答えらずに、逃げていってしまった(笑)

そもそも、そうした具体性の無いイメージ先行のキーワードやBuzzに乗っかって商売をしているようなイメージが強い、この世界なだけあって、そうしたイメージが先行することへの自戒を込めたアンチテーゼなのではないだろうか。

そうした意味で、ここにある3社は具体的な事業関連基盤の整備に向けた設備投資などがあるわけで、そうした3社に共通する方向性を、グループとして示すものではないかと思う。

通信事業における規制緩和の雄として印象が強かったが、今日、ハローワールドを観て、ソフトバンクは今一歩先の異次元に踏み込んだという印象を得た。

皆さんもぜひ一度ご覧になることをオススメする。

 ⇒ http://www.softbank.co.jp/helloworld/

ソフトバンクの今後に、更なる期待をしたいね。