2007年6月12日火曜日

BIZLOGに関する雑感のこと

ただただ、駄文を連ねているのみだと、ブロガーのブロガーたる由縁であるとか、紙ベースが基本だった頃との比較であるとか、じゃあ一体読者って何処に居るのか…だとか、理解できないことも多い。

PCがあって、ネットワークで外とつながってインターネット環境があれば、まさにここで実証しているとおり、ブログサービスを利用すれば
誰もが無料で領域を確保できるわけだから。

じゃあ、この領域を使ってナニができるのか?
どう活かすの?
といった疑問が多いことも事実だ。

そもそも、ここではブログを持つことの目的や目標、あるいはそうしたことにより得られた結果や顛末を性急に求めることに馴染まないのかも知れないが。

しかし、確かにBizlogなる言葉がある以上、これを独白の開示や感傷の記録なんぞに留めることなく、仕事の道具として活かそうとしている方々がいるわけだ。

ちなみに、もう10年も前になるが、HTMLのTAG辞典を座右に数字で色指定したり、フレームを切ったり、リンク張ったりして、公開のHPを作成していた経験がある。しかし、オンマウスで色を変えるなどの既存のスクリプトを拝借して、JAVA Scriptで書いたりして喜んで(?)いた程度で、どう逆立ちしてみてもプログラマーじゃない。

むしろ文書を作るのが専門で…世間様に言わせるとコピーライター、あるときは編集者、あるいは企画担当、販促がらみでマーケティングにも手を染めた…その辺りがドメインである。

その頃を知る者としては、たった3年ほどの間にブログの隆盛に驚きを隠せません。
組織の都合でドメインから暫し遠ざかっていたら、この変化は他人事のように目覚しい。
浦島太郎状態とは大袈裟だが、それに近い感覚だ。

さて、ドメイン復帰にあたり、実体験を基礎に当世媒体研究をせねばなるまい。

マクルーハンだ、ホットメディアだ、クールメディアだの。はたまた、マルチメディアなる言葉が飛び交い、彼の大手新聞社が主催する「インターネットの可能性」とかを論ずるパネルディスカッションを傍聴したりしてた時代を通り過ぎてきた。その後に、理屈に縛られなかったであろう勇気ある挑戦者、先見の明ある知恵者たちが、果敢に今のネット社会を形成しつつ、拡大させてきた。
ここまで成熟したと言われるネット社会を観察するに、「何をいまさら」の感も否定できないが、しかし、もっと広く、もっと深く、さらに観ていかなければならない。


<おしまい>