2007年9月17日月曜日

歯周病治療のこと

もともと歯周病のことが気にはなっていました。

最近になって、いよいよ右の奥歯の3番目が痛い…
冷たいものが歯に沁みる…
熱いものまで沁みる始めた…

そう言っては右の頬を上にして咀嚼している様を見かねて、妻の一言。
「虫歯じゃあ無くって、歯槽膿漏じゃないの…」
ということになって、やっとの決心で重い腰を上げたわけです。

行きつけの…しかし予約制の歯医者に、
「急に歯が痛むのでなんとかお願いします」
と、平日の9時から…まさに口開けの予約を獲得して、覚悟して向かいました。

さて、1時間程で家に帰って様子を見ていましたが、何かがおかしい。

次第に局部麻酔が解けてくる…
うんっ…
まだ痛い…
治っていない?

そう言いながら、妻の前で大きな口を開けて奥を視てもらったところ、治療痕が認められるのは奥から5番目。

「ここが痛い…」
そうと伝える方の、伝え方の良し悪しもあるけれど。
「たしか、奥から3番目って言ったよなあ」
と振り返ってみても始まらない。

結局、歯医者から帰った1時間後には…
「もう一度、行ってくる」
そう言って、出掛けました。
歯医者嫌いの私が、躊躇することなく
「もう一度…」
余ほどの痛みがそうさせたのです。

それにしても、1本飛ばして治療するとは、受ける方も受ける方だけど、施す方も施す方です。

さすがに2回目は初診料は掛からなかったけれど、保険診療でほぼ5千円の出費です。

その上、歯槽膿漏に効くとかいう、高額の薬用歯磨き粉の購入まで勧められる始末です。
1回目の際には何のオススメも無かったのに、今思えばこれも変。

「家では『アセス』を使ってますので…」
とか言って、生返事して帰って来ました。
事の軽重はあっても「誤診」なわけで、考えようによれば左右の腎臓を取り違えて手術されたようなものです。

そんなわけで、治療後の痛みを我慢しながら、釈然としない気分が溢れておりました。
とはいえ、大きな穴が開けられたままの治療中の歯を連れて、転院する程でもありませんし。

しかし、なんとか痛みが治まった夕飯の頃には、歯に丸ごと詰まってしまうご飯粒を気にしながらにでも、食事が摂れました。

空腹が満たされると、気分も落ち着きを取り戻したようで、とりあえず今日のところは良しとしましょう…という気持ちになりました。

さて、これからどれほどの期間が掛かるやら、長期戦になりそうです。


<おしまい>