2008年9月14日日曜日

清けき虫の音が

今日14日は中秋の名月ですが、昨晩のこと、名月前夜の月明かりを愛でながら、わが家のウッドデッキに出て、暫しビールなんぞ嗜んでおりますと、今晩も「リーコロコロコロコロ、リーコロコロコロコロ」と、コオロギを頭に、目の前の畑や空き地の草むらそこここから、一面の虫の声が降ってきます。

まるで、耳元で共鳴するように鳴り響くという感じです。
耳を澄ませば…、なんというものではなく、わざわざ澄ますことなどなくても、いやでも耳に届いてしまいます。

時折、私が椅子を動かす物音に反応して、音が止むことがありますが、少し経てばまた一面の虫の声。
心地よい酔いも手伝って、聞き入ってしまいました。

さて、そんな虫の音の主がどんな虫なのか、分かったら楽しいでしょう。
エンマコオロギ、カンタン、マツムシ…と、名前は知っているものの、では、声と主の顔が見えますかか?

そんな中、虫の声を集めたサイトがあることを知りました。
渋谷さんのサイトです。
リンクはご自由に…とありましたもので、早速、リンクを貼らせて頂きました。

 ⇒ SHIBUYA'S HOMEPAGE


こちらのサイトからは鳴き声の表記から検索することができます。

 ⇒ 虫の音WORLD

ぜひ、お聴きになってみて下さい。


いかがですか?
聞き覚えのある虫の声と、その主の名前、そして写真…よく分かりました。

都市化された市街地であっても、コオロギの仲間で20種類、キリギリスの仲間で10種類以上もの聴き分けができるそうです。
が、その域にまで達するのはなかなか大変でしょう。

そこまでとは言いませんが、この中のいくつでも聞き分けられたら、なんと楽しいことでしょう。

今晩は改めて、中秋の名月と虫の声を楽しんでみたいと思います。

<完>